子どもの「なんで?どうして?」という問いかけ
3才の子どもから「なんで?」「どうして?」とよく聞かれるようになってきた。
2才から6才くらいまでのこのような時期を心理学では「なぜなぜ期」というらしい。
親としてはやはり子どもの質問には答えてあげたい。
「なんでも!」とか「あとでね」とか、そんな返事はしたくない。
でも、子どもに説明するのってとても難しい。
質問に対して「〇〇だからだよ」と答えると、「〇〇ってなあに?」と問われる。
このへんになると僕も少し意地になって「絶対に納得させてやろう」と頑張るわけですが。
まぁそもそもこういった子どもの問いかけに100%で答える必要ってないと思うんです。いや、テキトーって意味ではなくて。
子どもからの質問という「会話」をしつつ、「お父さんはこう思うけど、〇〇ちゃんはどう思う?」と一緒に考えたり、図鑑などで一緒に調べたり。
1から10まで教えても知識として残らないだろうし、一緒に調べて、体験し、自分で納得することが大切。
これは大人も一緒やね。
そもそも「教える」ってどういうことだろう。
小学校の頃から感じていたことがあります。
学校の先生は今も昔も、教科書の内容を板書や口頭で僕らに伝えていたわけだ。
そう、ただ「すでに完成されている教科書の内容を伝えているだけ」。
そりゃ分かりやすくかみ砕いて伝えてくれたりはするけど、それって「教育」ではなくて「伝達」ではないのかなって。
学校は家庭とはまた違う「教育」の場であるべき。
ただ伝達しているだけの学校に意味はあるのかなぁ。