競馬のおはなし - その2
今回も僕の趣味のひとつである競馬のおはなしです。
前回は僕の「競馬への入り口」についてでした。
今回は僕の「競馬のやり方」について。
「誰が興味あんねん!」と思われているかも知れませんが、お付き合いいただけたらとても嬉しいです。
■競馬は「決まった日時にしか買えない」というところが、むしろ良い
JRAに関しては、基本的に毎週土日に合計48レース、3場開催のときは72レース。
どれだけ望んでもこれ以上は出来ない。
毎日できるパチンコなどの他のギャンブルとは違い、競馬開催は週2日だけなので自分のリズムを崩さずに生活に組み込むことができます。
僕が買うのは、基本的には「オープン競走のレースのみ」です。
土日の全レースを買うほど時間とお金に余裕があるわけではないですし、競馬以外にもやりたいことがあるのでこれぐらいがちょうどいいのです。
競馬は大好きで常に頭の中にある。だけど、競馬漬けの1日なんてしんどいだけ。
馬券を買うために生きているわけではなく、生活に与える刺激のひとつとして競馬をしています。
この「適度な距離感」がとても心地いい。
■コース適性を重視したい
僕の予想方法の中で「コース適性」が大きなウェイトを占めています。
もともと血統の魅力に惹かれて競馬を始めたということもあり、各馬の血統や戦績、レースぶりから、そのコースに最も適性のある馬を探しています。
最近、新たに勉強して取り入れようとしていることに「ラップ」があります。
コース適性に加え、ラップにより各馬の能力値を図れたらより的中に近づくのではないかと。
こうやって色々な角度から予想ができる競馬はやっぱり面白い。
■券種は「馬単」
今のところ、これが自分に合っている。
三連単は当たれば大きいけど的中率が低いから精神衛生に悪い。
単複は当たるけど、僕がやっても回収率が悪い。
そして馬単は、実際の的中率が単複を買っていた時期とほぼ同じでした。
的中率が同じならより回収できる馬単でええやん、と。
馬単なら1レースあたりの購入単価も分相応。
三連単で大きく当てたいという気持ちはあります。
単複で上手に儲けている人もいますよね。
こんな風に色々な買い方ができる競馬はやっぱり面白い。
■競馬の書籍
本はよく読みます。
競馬に限らず、読み物は好きなのです。
競馬本といっても、ただデータを羅列しているだけの本に価値は無いと思いませんか?
例えば、
「とある競馬場のとあるコースで、とある種牡馬の単勝回収率が200%を超えています!」とか。
そんなの書かれても、その内容や本質がどうなのか分かりませんよね。
・集計期間中にどのクラスに何頭出走し、その成績はどうなのか
・たまたま人気薄の1頭が激走しただけかもしれない
・なぜそのコースを得意としているのか
着順の内訳が書かれていても、「1年間で[2-0-1-3]」というようなサンプル数が少な過ぎるのは論外です。
こんな意味のないデータは使えません。
というか、データなんて自分で集められる。
「なぜ得意なのか」。
この解説があるものが良い本だと思う。そんな本があれば紹介もしたいですね。
いろいろな本に書かれていることを、その馬の本質を自分の中に取り込んで、応用し、昇華していけば「自分なりの競馬に対する考え」みたいなのが生まれるはず。
ギャンブルとしての側面以外にも、僕は競馬の歴史にも興味があります。
競馬の成り立ちや繁栄などの過去を知ることはとても楽しい。純粋な読み物として楽しんでいます。
なんやかんやと書きましたが、結論、僕は競馬が大好きなのです。
僕はスリルを味わうギャンブラーではありません。
「競馬」そのものが好きで、競馬の悪いイメージを無くしていきたいとも考えています。
「大人の趣味」として競馬が盛り上がることを期待して。
ではでは。。